メルマガ第2号です
メルマガ第2号をお送りします
 
学科試験まで1ヶ月を切って焦っている方もいるかもしれません。過去問はできなかった問題をピックアップして繰り返しやることをお勧めします。それからこのメルマガで重要な理論家を押えておけば70%は余裕です。

今日、問題傾向を確認して気がついたのですが、最近スーパーが異様に出題されています。前回の第23回もいくらなんでももう出ないかな?と思っていたら8つの選択肢にスーパーの名前が登場していました。と同時に連続して合格率が80%超。いよいよ学科試験で落とす気がなくなったのかな?と邪推してしまいました。

エドガー・シャイン(1928~2023)

 

まずは出題頻度No.2の大御所です。シャインは人間と組織の関連性をキャリア理論に導入したことで有名です。

 

第16回の試験くらいまではスーパーと同じくらいの頻度で出題されていたのですが、最近は飛び飛びの出題でだいぶん話されています。

 

ただ、第23回は出てこなかったので今度はあるかな?

シャインは組織と個人の相互作用という視点から理論を構築しています。覚えておきたい概念は以下のとおりです。
 
「外的キャリア」と「内的キャリア」
  外的キャリアのモデル:キャリアコーン
  内的キャリアのモデル:キャリアサイクル
キャリアアンカー
◇キャリアサバイバル
キャリア・コーンとは、シャインが表した組織の3次元モデルで、組織内でのキャリアは3方向で形成されます。
①垂直方向:職位や職階を上がる(下がる)
②水平方向:職能での移動(例えばジョブ・ローテーション)
③組織の中心方向:地位・機能が同一のまま、組織にとっての自己の重要性が変化する 。
 キャリアサイクル<9段階の組織内のキャリア発達段階>

第1段階:成長・空想・探索期(21歳くらいまで)
第2段階:仕事世界へのエントリー期(16歳から25歳くらいまで)
第3段階:基礎訓練期(16歳から25歳くらいまで)
第4段階:キャリア初期の正社員資格(17歳から30歳くらいまで)
第5段階:正社員資格、キャリアの中期(25歳以降):社会圧力に順応する方向で個人が「変化」する段階
第6段階:キャリア中期の危機(35歳から45歳):キャリアに対して持っていた夢と現実のギャップをどのように解決するかを決定することが求められる段階
第7段階:キャリア後期:非指導者(非リーダー)と指導者(リーダー)に分かれる
第8段階:衰え及び離脱(40歳から引退まで)
第9段階:引退 

キャリア・アンカー

個人が選択を迫られたときに、その人が最も放棄したがらない特性で、以下の3つの要素の組合せで構成され8つのキャリアアンカーに分類されています。

 

①才能と能力 

②動機と欲求 

③態度と価値

<8つのキャリアアンカー>
 
➀専門・職能的コンピタンス
   得意としている専門分野や職能分野での能力発揮。
②全般管理コンピタンス
   責任ある地位に立ち、組織の成功に貢献し高い収入を得る。
③自律・独立
   規則・規範に束縛されない。自分の仕事の標準を優先。
④保障・安定
   安全で確実、将来を予測でき、ゆったりとした気持ち。
⑤起業家的創造性
   新しい事業を起こし、経済的に成功させたい。
⑥奉仕・社会貢献
   世の中をもっとよくしたい。
⑦純粋な挑戦
   解決困難な問題に挑戦すること
⑧生活様式
   個人的な欲求と、家族と、仕事とのバランス調整をすること
キャリアサバイバル
社員個人の仕事上譲れない価値観を意味するキャリアアンカーと、環境や組織のニーズとの調和を意味する言葉です。その調和を生み出すステップとして提唱されたのが6つのプランニングステップです。 
  1. 現在の職務と役割を棚卸する
  2. 環境の変化を識別する
  3. 環境の変化が利害関係者の期待に与える影響を評価する
  4. 職務と役割に対する影響を確認する
  5. 職務要件を見直す
  6. プランニング・エクササイズの輪を広げる

フレデリック・ハーズバーグ
(1923~2000)

仕事における満足・不満足を引き起こす要因に関する理論として「動機付け・衛生理論(二要因理論)」を提唱しました。

 

前回登場は第19回で単発なのでとりあえずは二要因理論とどんなものかを覚えておけばいいと思います。

動機付け要因(仕事の満足につながる要因)
仕事の満足度を左右する要因のことです
・達成すること
・承認されること
・仕事そのものへの興味
・責任と権限
・昇進や成長
 

衛生要因(仕事の不満足につながる要因)

不満足の要因であり、その部分が出来ていないと意欲が落ちる、解消されると満足するというものです。

・給与

・福利厚生

・会社の方針・管理体制

・同僚との人間関係

・上司との関係

・執務環境

・適正な労働時間

これは考えれば他にもまだまだ多くありますね

第2号はいかがだったでしょうか?次回は2名の理論家の紹介と理論の実技への応用について紹介したいと思います。完全無料のメルマガですのでお気に召しましたらご友人にも紹介してください。
毎日気軽に理論家に馴染むことで理論の問題を確実に点数をとれるように頑張りましょう!
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